先日(R2.12.19)に開催した、障害福祉セミナー・・・「”令和3年の報酬改定の方向性(厚労省資料)”を読んでみる講座」・・・につき、しばらくの間ですが、「動画・視聴」できるようにしておきました。
復習用や、スタッフ研修用などに、ご活用ください。
なお・・・、
3年ごとの報酬改定が近づくこの時期、ちまたでは”改正に関するセミナー”も増えてきますが、西田の持論は、「厚労省から”正式な確定した改正資料”がリリースされてから考えましょう・・・中途半端な情報に基づいてあれやこれや悩んでも時間の無駄ですよ・・・まずは現状・目の前の適正運営に集中しましょう・・・」というもので、顧問先様にも、そのようにお伝えしています。
というのも、
「廃止する・する・・・」と言いながら、結局は延長される「特例」や「加算」があったり・・・
斬新な改正だと思って期待していた制度が、最終の詳細基準を確認したら自分には該当しなかったり・・・
そんなことが多いからです。
結局は、いつもの事ですが、改正直前の「3月末ギリギリに公表される詳細な基準」を見てから判断しないと、いたずらに不確定情報に翻弄される羽目に陥りますので、注意しましょうね。
・・・実際には、その「3月末に確定した基準集」についても、現場感覚からのリアルな疑問点が噴出するため、その不明点への「Q&A」が追い追い厚労省から発表されるため、「一定の解釈が定まる」のにも、さらに数か月は要するのですが。
・・・さらに、「一見は些末なようでいて、実は非常に重要な解釈・不明点」については、各指定権者レベルでの解釈の確認が必要だったりもします。
・・・前回の改正でも、「B型事業では”前年度の工賃実績”のランクによって報酬額を分類する・・・」とされていたため、「従来の目標工賃達成加算の際の平均工賃実績の計算方法のように”月額換算”か”時給換算”かを選択できるのだろう・・・」と思っていたら、決定した詳細を確認すると「平均値は月額計算です・・・時給計算はしません・・・」みたいな、”釈然としない”規制(-_-;)があったりで、本当に気を付けなければなりませんよね。
と言いながら、「来年のはなし(改正の事)言えば鬼が笑う・・・」とも言われますが、あえて、ちょっとだけ改正情報を”覗いて”みましょう
(^^)・・・ということで、セミナーを緊急開催します。
情報源は、厚労省が先日(2020,12,11)リリースした「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について」です。
この資料を使用して、あまり決めつけずに、ザクっと概観だけしてみましょうね。